核内受容体の活性制御を志向したturn-on型分子による蛍光標識法の開発

• 研究課題/領域番号: 24K09716
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分47010:薬系化学および創薬科学関連
• 研究機関: 昭和薬科大学
• 研究代表者: 石田 寛明 昭和薬科大学, 薬学部, 講師 (70755975)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 蛍光プローブ / クマリン環 / 核内受容体 / 創薬化学 / 構造生物学

研究開始時の研究の概要

生体分子の機能解析は創薬研究に必要不可欠であり、その一つの手法がタンパク質の蛍光イメージング法である。近年世界中で様々な蛍光プローブが開発されているものの、プローブの安定性や蛍光強度、標的分子への選択性等、改良が望まれている。
本研究では標的である核内受容体に高い選択性を維持し、標的タンパク質を特異的に蛍光標識するturn-on型蛍光分子の創製を目的とする。我々が見出したTCCプローブの汎用性を生かした機能性分子の開発により、細胞内で種々の核内受容体やタンパク質を選択的に蛍光標識して、作用発現メカニズムの解析、新たな改良型リガンドの設計・合成へと展開することを目指す。