乾式混合処理による薬物結晶の非晶質化／ナノ粒子化に影響する材料・固体物性の解明

• 研究課題/領域番号: 24K09769
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分47020:薬系分析および物理化学関連
• 研究機関: 名城大学
• 研究代表者: 近藤 啓太 名城大学, 薬学部, 准教授 (90710913)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 乾式処理 / 非晶質化 / ナノ粒子

研究開始時の研究の概要

原薬（医薬品有効成分）の結晶を小さくして水に溶けやすくする非晶質化／ナノ粒子化技術について，溶媒を使用しない低コストな手法を開発した．本研究では，溶媒を使用せずに非晶質化／ナノ粒子化が可能な原薬の種類を調べるとともに，原薬の硬さや分子構造などの物性が非晶質化／ナノ粒子化に及ぼす影響を明らかにする．得られる知見に基づき，幅広い原薬に適用可能な技術に発展させることで，低コストな非晶質化／ナノ粒子化技術の実用化を目指す．