配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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研究開始時の研究の概要 |
申請者らは、新規のキナーゼ様分子である Tribbles ファミリー分子(TRB1, TRB2, TRB3)の発現が多くのがん組織で亢進していることに注目し、がん遺伝子の特性となる新たな知見を多く報告してきた。近年、DNA障害を誘起する多様な刺激に対する細胞応答として、「細胞老化」という不可逆的で安定的な細胞周期停止を起こすことで細胞のがん化を防ぐ仕組みが明らかにされつつあるが、その詳細な機序はまだ不明な点が多い。本研究ではTribblesファミリー分子の示す「細胞老化」に対する作用に焦点をあて、その詳細な機序を解明し、新たなタイプのがん治療薬の開発を目的としている。
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