異所性脂肪蓄積とインスリン抵抗性におけるプロスタグランジンD2の機能と制御機構解明

• 研究課題/領域番号: 24K09806
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分47030:薬系衛生および生物化学関連
• 研究機関: 大阪医科薬科大学
• 研究代表者: 藤森 功 大阪医科薬科大学, 薬学部, 教授 (70425453)
• 研究分担者: 中辻 匡俊 大阪医科薬科大学, 薬学部, 助教 (00971798)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2024年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
• キーワード: 異所性脂肪 / インスリン抵抗性 / プロスタグランジン

研究開始時の研究の概要

異所性脂肪は、非脂肪組織である肝臓、骨格筋や膵臓などに蓄積する脂肪のことであり、その蓄積制御は不明な点が多い。脂質メディエーターであるプロスタグランジン（PG）D2やその代謝物は脂肪組織の脂肪蓄積を促進し、脂質代謝（合成・分解）異常やインスリン抵抗性を引き起こす。本研究では、PGD合成酵素の遺伝子改変マウスを用いて、非脂肪組織である肝臓、骨格筋や膵臓での異所性脂肪蓄積やインスリン抵抗性などの機能障害におけるPGD2やその代謝物の役割と制御機構を解明する。