研究課題
基盤研究(C)
酵素を含むタンパク質は一般的にその制御タンパク質との相互作用を介して、その機能が制御される。本研究では、リポキシゲナーゼとその制御タンパク質との相互作用をリポキシゲナーゼシグナル制御の「場」として捉える。現在までに、リポキシゲナーゼ分子群の相互作用タンパク質の同定と機能検証は限定的であり、リポキシゲナーゼの相互作用タンパク質の全貌は未解明のままである。本研究では、愛媛大学が保有する世界最大規模の29,000種のヒトタンパク質ライブラリーを用いて、ヒトのリポキシゲナーゼ分子群のインタラクトームを導出し、各相互作用タンパク質によるリポキシゲナーゼ活性制御機構等を解き明かす。