研究課題
基盤研究(C)
肝臓期マラリア感染後に治療されたマウスは、その後のマラリア感染に強力な抵抗性を示すことを見出した。同様に、独自に開発したマラリアワクチンを接種したマウスにマラリア原虫を暴露し、感染防御したマウスは、その後の繰り返しの暴露に対して全く感染しなくなる。以上から、マラリアに対して終生免疫を付与することは可能であると仮説を立てた。本研究の目的は、ワクチン開発の基盤研究として、終生免疫を得たマウスの免疫応答を解析することで肝臓期マラリア原虫に対して有効なマラリア抗原を同定することである。