研究課題
基盤研究(C)
キャンディン系薬は、細胞壁合成酵素の阻害によって細胞壁を脆弱化させ、それにより細胞を死滅させると考えられてきたが、その理解だけでは耐性化メカニズムのすべてを説明することができない。本研究では、オートファジーに着目し、キャンディン系薬の細胞死誘導機序を再検証するとともに、分裂酵母の遺伝学を駆使して、キャンディン耐性化につながる制御機構・潜在要素を明らかにする。