研究課題/領域番号 |
24K09834
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47040:薬理学関連
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
田辺 光男 北里大学, 薬学部, 教授 (20360026)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2024年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 掻痒 / 脊髄 / 抑制性 / GABAトランスポーター / パッチクランプ |
研究開始時の研究の概要 |
2007年に脊髄後角でGRPとその受容体GRPRが痒みを特異的に伝達することがわかり、痒みの研究が大きく進む契機となった。痒みも痛みと同様に慢性化には神経の可塑的変化が重要であるほか、GABA性やグリシン性介在ニューロンがこの痒み特異的神経伝達経路に抑制的に働くことに着目し、GATやGlyTの阻害薬がアトピー性皮膚炎や慢性腎肝疾患など既存の治療薬抵抗性の慢性掻痒に対する鎮痒作用を併せ持つ可能性があると考えた。そこで、GATや GlyTの阻害薬の様々な掻痒モデル動物に対する効果と、脊髄後角のGRPR発現ニューロンの興奮やGRPが誘発する痒み特異的活動電位発火応答を指標に鎮痒作用機序解明を目指す。
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