胆汁中リン脂質排出機序に着目したトランスレーショナルリサーチ

• 研究課題/領域番号: 24K09844
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分47040:薬理学関連
• 研究機関: 滋賀医科大学
• 研究代表者: 池田 義人 滋賀医科大学, 医学部, 准教授 (40736980)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: ATP-binding cassette B4 / 胆汁酸 / リン脂質 / 薬剤性肝 障害

研究開始時の研究の概要

分子レベルでATP-binding cassette B4 (ABCB4)がリン脂質を排出する機序は明らかとなっていない。また、ABCB4のリン脂質排出活性を阻害する薬剤が薬剤性肝障害を惹起すると考えられるが、ほとんど知見がない。
本研究では、ABCB4のリン脂質排出機序を分子レベルで解明し、胆汁鬱滞性肝障害の新規治療薬開発に繋げることを目指す。また、ABCB4のリン脂質排出に影響を与える薬剤の簡便なスクリーニング系の構築を試みるとともに、電子カルテ上の診療情報も用いることで、ABCB4のリン 脂質排出活性と薬剤性肝障害との関連を明らかにする。