MSフラグメンテーションに基づいたプログラミングによる生薬成分解析の高速化

• 研究課題/領域番号: 24K09867
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分47050:環境および天然医薬資源学関連
• 研究機関: 東邦大学
• 研究代表者: 李 巍 東邦大学, 薬学部, 教授 (90328633)
• 研究分担者: 大月 興春 東邦大学, 薬学部, 助教 (50936961)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 生薬 / 天然物 / LC-MS / 構造同定 / 構造解析プログラム

研究開始時の研究の概要

多くの二次代謝産物からなる多成分系を特徴とする生薬は、化学成分に基づく品質管理や薬効解明がさらなる適正使用に重要である。液体クロマトグラフィー質量分析（LC-MS）は短時間で数多くの化合物情報を取得できるのに対して、構造同定が律速段階となっている。本研究は日本で繁用される生薬についてLC-MS分析を行い、化学成分のMS/MSフラグメンテーションを解析し、さらにPythonを用いた自動解析プログラムを作成することにより、MS/MSフラグメンテーションに基づいた構造解析の高速化を図り、効率的かつ信頼性の高い生薬化学成分の網羅的解析法を構築することを目的とする。