研究課題
基盤研究(C)
東南アジア原産のショウガ科植物オオバンガジュツは特徴的な形状の根茎を食用とする香辛野菜であり、植物では極めて珍しいディールス・アルダー反応産物と推察されるパンデュラチンと称される成分を含有する。本研究では植物中でパンデュラチンを生成する新規な酵素を明らかとし、その構造および機能を詳細に解明する。またこれら基礎研究をもとに酵素機能の改変や人工基質との反応による非天然型パンデュラチン類の創出を試みる。