研究課題
基盤研究(C)
本研究では抗がん剤治療時の DiDI に焦点をあて、各種 ABC 及び SLC トランスポーターの発現量変化と分子機能修飾、活性変動を定量的に捉えるとともに、その変動が基質薬の体内動態に及ぼす影響を評価することを目的とする。さらに抗がん剤治療を受けた患者由来試料中のトランスポーターの発現量や機能を評価する。これにより、本 DiDI の臨床的重要性を評価し、DiDI 発現時の併用薬の投与量設定根拠となるエビデンスを創出する。