研究課題/領域番号 |
24K09932
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47060:医療薬学関連
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研究機関 | 社会医療法人 雪の聖母会(聖マリア研究センター) |
研究代表者 |
松本 太一 社会医療法人 雪の聖母会(聖マリア研究センター), 基礎医学研究ユニット, 上級研究員 (80570803)
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研究分担者 |
肥川 和寛 九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (50941308)
河原 明彦 久留米大学, 大学病院, 医療技術員 (00469347)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 膵がん / 抗がん剤耐性 / フェロトーシス / ALOX12 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、膵がん細胞特異的に“フェロトーシス”を誘導できる新規化学療法の基盤を構築する。フェロトーシスはアポトーシス耐性とは無関係なプログラム細胞死であることから、抗がん剤耐性に対する新しい治療戦略として注目されている。我々は最近、DNA脱メチル化薬アザシチジン(AZA)がフェロトーシス誘導に密接に関与するALOX12遺伝子の発現を著明に上昇させることを見出した。本研究では、①ALOX12発現と膵がん患者の予後との関連をこれまで以上に明確にする。②膵がん細胞におけるALOX12発現低下の意義を明らかにする。③AZAによるALOX12発現上昇を起点として膵がん細胞特異的にフェロトーシスを誘導できる併用薬を同定する。
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