ソニックヘッジホッグ関連分子に着目した外傷性脳損傷に対する新規治療薬の創出

• 研究課題/領域番号: 24K09951
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分47060:医療薬学関連
• 研究機関: 明治薬科大学
• 研究代表者: 道永 昌太郎 明治薬科大学, 薬学部, 講師 (60624054)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: 外傷性脳損傷 / ソニックヘッジホッグ

研究開始時の研究の概要

外傷性脳損傷 (TBI) 時の脳内ではBlood-brain barrier (BBB) が破綻し、血管内容物の漏出による脳浮腫や神経炎症が惹起され、死亡や後遺症の一因となる。したがって、BBB破綻の抑制や修復は有効な治療戦略であると想定される。これまでに申請者は、アストロサイト由来の生理活性物質ソニックヘッジホッグ (Shh) が Shhシグナル伝達経路を介してTBIモデルマウスの BBB破綻を抑制することを見いだした。本研究では、新たな治療標的としてShhおよびShhシグナル関連分子に着目し、Shhシグナル活性化薬の治療効果を検証することで新規治療薬の創出を目指す。