研究課題
基盤研究(C)
社会性やレジリエンス(困難や逆境を乗り越える力)の発達には幼少期の親和的な社会環境が重要と知られているが、この神経基盤は明らかではない。本研究では、幼少期の社会的遊びや親和的接触といった親和的社会刺激によって、オキシトシン神経回路が可塑的に賦活化されて、社会性とレジリエンスの発達に働くという仮説を検証する。そのため、神経回路を選択的に可視化あるいは活動操作し、幼少期の親和的社会刺激によるオキシトシン神経回路の可塑的変化の機序とその影響について明らかにする。