研究課題
基盤研究(C)
本研究では、インターフェロンで活性化される免疫細胞から新規RNAを同定するとともに、最近完全解読された「T2Tゲノム」に特有の領域に存在する、レトロトランスポゾン由来のRNAも同定し、その機能と疾患への関与を網羅的に評価する。そのため、疾患オミックスデータ(eQTL-GWAS)をもちいた解析、ゲノム編集とシングルセル解析を組み合わせた分子機能解析(CRISPR-seq)、タンパク質の発現解析を実施する。これにより、機能を持つレトロトランスポゾン由来の新規RNAとその免疫関連疾患における役割を明らかにし、病態解明と新創薬標的の探索を行う。