研究課題
基盤研究(C)
マクロファージ(MΦ)が死細胞などを認識し貪食する機序については解明が進んでいるが、正常な細胞がMΦからの貪食を抑制し回避する機序については未だ十分に明らかでない。一方で、研究代表者らのグループでは貪食標的細胞に発現するCD47がMΦ上の膜分子SIRPαに結合することにより、MΦの抗体依存性細胞貪食を強く抑制することが見えてきている。そこで本研究では、貪食標的細胞に発現するCD47によるMΦの貪食回避機序について、より詳細に解明する。