免疫プロテアソーム異常による疾患の病態と機能的意義の解明

• 研究課題/領域番号: 24K10165
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分49030:実験病理学関連
• 研究機関: 岡山理科大学
• 研究代表者: 邊見 弘明 岡山理科大学, 獣医学部, 教授 (20451924)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: プロテアソーム / 炎症 / 細胞機能

研究開始時の研究の概要

プロテアソームは、細胞質内の不要/不良なタンパク質の分解や細胞内シグナル伝達、抗原提示などに関与する、複数のサブユニットから構成されるタンパク分解酵素である。各種サブユニット遺伝子に生じたバリアントによりプロテアソームの機能低下や機能異常が生じると、慢性の難治性炎症を特徴とするプロテアソーム関連自己炎症症候群が発症する。本研究では、ヒト患者より見いだされた新規バリアントに起因する疾患について、各種細胞の分化や機能機能への影響を検討してその病態の解明を行うとともに、未知の免疫プロテアソームの機能的意義を明らかにすることを目指す。