肺神経内分泌細胞におけるGDNFの細胞死抑制効果

• 研究課題/領域番号: 24K10172
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分49030:実験病理学関連
• 研究機関: 東北医科薬科大学
• 研究代表者: 高橋 知子 東北医科薬科大学, 薬学部, 教授 (30389176)
• 研究分担者: 高橋 健人 東北医科薬科大学, 薬学部, 助手 (90963231)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円); 2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 肺神経内分泌細胞 / GDNF-RETシグナル / 動物モデル / 細胞増殖制御

研究開始時の研究の概要

肺神経内分泌細胞（pulmonary neuroendocrine cell: PNEC）は、気道上皮を構成する稀少な細胞で、肺小細胞癌や神経内分泌腫瘍の発生母地として知られ、種々の慢性肺疾患の病態形成に関与していることが明らかになりつつある。本研究では、マウス肺からのPNEC単離法を確立し、神経細胞の細胞死抑制因子として報告されているグリア細胞株由来神経栄養因子（GDNF）の効果を検証する。さらにGDNF-RET系が生体内、すなわち生理的及び病的条件下で果たす役割について明らかにする。