マラリア原虫雄性生殖母体マスター転写因子の探索と雄性特異的遺伝子制御機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24K10187
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分49040:寄生虫学関連
• 研究機関: 三重大学
• 研究代表者: 西 翔 三重大学, 医学系研究科, 助教 (50880051)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: マラリア原虫 / 遺伝子転写制御機構

研究開始時の研究の概要

マラリア原虫の生殖母体はマラリア伝搬において重要な細胞ステージである。我々はこれまで、ネズミマラリア原虫の転写因子の研究からメス生殖母体の分化を誘導する遺伝子制御機構を明らかにしてきたが、オス生殖母体については未だその分化・形成を誘導する遺伝子制御機構が不明である。近年我々はオス生殖母体の形成に必須なクロマチンリモデリング因子を発見し、それらがオス特異的遺伝子の転写に直接関わっていることを明らかにした。本研究では、それら因子と相互作用する分子を遺伝子制御領域へと動員するオス特異的転写因子を同定し、その機能を解析することでオス生殖母体形成を誘導する遺伝子制御機構の全体像を明らかにする。