研究課題
基盤研究(C)
マラリア原虫の雌雄生殖母体には特有の分泌小胞が存在する。雄の分泌小胞は受精に重要な機能を果たすと予想されるが、解析はほとんど進んでいない。本研究では、近位依存性ビオチン標識法を用いて、雄特異的な分泌小胞分子であるPyMiGSに近接するタンパク質の探索を行い、雄の分泌小胞に局在する分子群を同定する。更に、当該遺伝子の欠損原虫を作製して解析することで、有性生殖における雄の分泌小胞の機能の解明を目指す。