研究課題
基盤研究(C)
本研究では、ウガンダに出現したアルテミシニン耐性原虫が集団に拡散するメカニズムを明らかにすることを目的としている。ウガンダから持ち帰ったアルテミシニン耐性原虫は日本において培養株とし、それを用いて研究を進める。確立した耐性原虫株は既に耐性責任遺伝子変異が基地であるため、それをゲノム編集を用いて野生型に戻した組換え原虫を作成し、これらの、アルテミシニン耐性、増殖速度、赤血球感染期の生活環などを、組換え前の親株比較することで、耐性弱耐性原虫が強耐性原虫よりも拡散に有利な形質を持つ可能性を検証する。