緑膿菌の多剤耐性化または慢性感染化における多剤排出系MexXYの役割

• 研究課題/領域番号: 24K10223
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分49050:細菌学関連
• 研究機関: 明治薬科大学
• 研究代表者: 森田 雄二 明治薬科大学, 薬学部, 教授 (00454322)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 薬剤耐性 / 緑膿菌 / 多剤排出系 / 生理機能 / MexXY

研究開始時の研究の概要

多剤耐性緑膿菌およびそのmexXY遺伝子破壊株のトランスクリプトームを比較することで、MexXYがピオベルジン産生を減少させる原因遺伝子およびその他MexXYの生理機能に関連する遺伝子を推定する。さらに推定された候補遺伝子の分子遺伝学的解析/生化学的解析を行うことで、MexXYがピオベルジン産生を減少させる分子機構およびその他MexXYの生理機能を解明する。以上の結果から緑膿菌の多剤耐性化および慢性感染化におけるMexXYの役割を考察し、多剤耐性緑膿菌の感染症克服の方策を探る。