インフルエンザウイルスHAに交差結合特異性を示す抗体の防御機序の解析

研究課題

研究課題/領域番号	24K10243
研究種目	基盤研究(C)
配分区分	基金
応募区分	一般
審査区分	小区分49060:ウイルス学関連
研究機関	東京大学
研究代表者	千葉志穂東京大学, 新世代感染症センター, 特任助教 (00987802)
研究期間 (年度)	2024-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス	交付 (2024年度)
配分額 *注記	4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円) 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円) 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円) 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード	交差結合性抗体 / インフルエンザウイルス / モノクローナル抗体 / ユニバーサルワクチン
研究開始時の研究の概要	インフルエンザウイルスをはじめとする抗原性変化の速いウイルスは、ワクチン株と抗原性の異なる株が流行し、ワクチン効果の低下の原因となることが多い。より交差性の高い免疫応答を誘導し、抗原性の異なるウイルスにも対応できるユニバーサルワクチンの開発が待たれる。これまでに申請者は、インフルエンザユニバーサルワクチン抗原の新規デザインを考案し、この抗原がHAの保存性の高い部位を標的とする抗体をより効果的に誘導することを、動物モデルで示した。本研究では、同ワクチンが誘導する交差結合性をもつヒトの抗体が、生体においてどのような機序で機能し感染防御に寄与するか検証するため、単一クローンでの抗体の性状解析を行う。