エンベロープウイルスによる宿主受容体膜蛋白質を介した侵入機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24K10245
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分49060:ウイルス学関連
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 木村 香菜子 京都大学, 医生物学研究所, 助教 (40726204)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2024年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
• キーワード: ウイルスエンベロープ蛋白質 / クライオ電子顕微鏡 / 単粒子解析

研究開始時の研究の概要

HTLV-1ウイルス表面に発現する糖タンパク質であるHTLV-1_GPを機能的な3量体として安定に精製し、クライオ電子顕微鏡を用いた単粒子解析を行う。安定な精製HTLV-1_GPを取得することができれば、これはそのまま優秀なワクチン抗原候補として利用できる。立体構造が明らかになれば構造情報をもとにHTLV-1_GPの更なる安定化を行うことができるためより優れたワクチン開発が可能となる。