コロニー刺激因子受容体非依存的・TREM2依存的な未知のマクロファージ分化機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24K10274
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分49070:免疫学関連
• 研究機関: 鹿児島大学
• 研究代表者: 松本 信英 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (40432950)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: マクロファージ / TREM2 / 炎症

研究開始時の研究の概要

我々はマウス骨髄細胞を脳脂質で刺激培養することで成熟Mφの分化が誘導されることを発見し、これをLipid-induced macrophage（LIM）と命名した。これまでに、LIMはコロニー刺激因子非依存的かつTREM2依存的という未知の経路で分化することや、神経変性疾患・炎症性疾患・がんの微小環境において病態を制御するTREM2高発現マクロファージと類似の遺伝子発現パターンを有することを見出した。そこで本研究では、LIMの分化及び機能を詳細に解析することで、TREM2を介した新規マクロファージ分化経路を解明すると共に、TREM2高発現マクロファージの起源・分化・機能の謎に迫る。