Runx依存的Thetis細胞分化制御機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24K10277
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分49070:免疫学関連
• 研究機関: 国立研究開発法人理化学研究所
• 研究代表者: 小川 ちひろ 国立研究開発法人理化学研究所, 生命医科学研究センター, 研究員 (80525387)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2024年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
• キーワード: Runx/Cbfb / Rorgt+pTreg / Thetis 細胞

研究開始時の研究の概要

常在性腸内細菌といった外来性抗原に対する免疫寛容の確立にはRorgt+pTregの分化誘導が必須である。しかしながらRorgt+pTregの分化を誘導する抗原提示細胞(APC)には複数の候補細胞があり真のAPCがどの細胞かは定かになっていない。申請者は、Runx/Cbfb変異マウスでRorgt+pTreg分化誘導の候補APCとして同定されたThetis細胞が欠失し、Rorgt+pTregが発生せず、その結果抹消免疫寛容が破綻することを発見した。本研究課題ではこれら発見を発展させ、Runx/Cbfb依存的Thetis細胞分化制御機構の解明とThetis前駆細胞の同定という課題を設定し研究を行う。