AM-RAMP2、3系による血管および癌関連線維芽細胞の制御と癌転移抑制法の開発

研究課題

研究課題/領域番号	24K10308
研究種目	基盤研究(C)
配分区分	基金
応募区分	一般
審査区分	小区分50010:腫瘍生物学関連
研究機関	信州大学
研究代表者	田中愛信州大学, 医学部, 特任助教 (90786401)
研究期間 (年度)	2024-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス	交付 (2024年度)
配分額 *注記	4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円) 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円) 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円) 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード	アドレノメデュリン / リンパ節転移 / 血管恒常性 / EndMT / 癌微小環境
研究開始時の研究の概要	現在までに、「AM-RAMP2系は血管恒常性を維持し、内皮間葉転換(EndMT)と転移前土壌形成を抑制することで転移を抑制する」のに対し、「AM-RAMP3系は癌関連線維芽細胞(CAF)の悪性度を増悪させ転移を促進する」という、癌転移に対する相反する作用を見出した。本研究では、①AM-RAMP2系によるHEVの誘導作用に着目し、リンパ節や癌組織におけるT細胞の強制動員による、癌免疫療法のアジュバントセラピーに応用する。さらに、②選択的なAM-RAMP2系の活性化と、選択的なAM-RAMP3系の抑制により、癌転移を抑制する新規モダリティを創出する。