中心小体複製の組織特異性に基づくBRCA1関連乳がんの発がん機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24K10325
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分50010:腫瘍生物学関連
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 吉野 優樹 東北大学, 加齢医学研究所, 助教 (60755700)
• 研究分担者: 千葉 奈津子 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (50361192)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: BRCA1 / 中心体 / 遺伝性乳がん / 発がん予防 / 組織特異性

研究開始時の研究の概要

BRCA1の異常は乳腺組織特異的にがん化を引き起こすが、その分子機序は明らかになっていない。我々はBRCA1やその結合分子の異常が乳腺上皮細胞特異的に中心体の異常を引き起こすことを報告してきた。そこで、本研究ではBRCA1および結合分子による中心体制御の組織特異性をもたらす分子機序の解明を目指す。
中心体の複製を制御する因子は複数知られており、そのいくつかはBRCA1および結合分子と相互作用することが明らかになっている。そこで、BRCA1および結合分子が中心体制御因子の安定性や活性化を制御する分子機構を明らかにし、そこに組織特異性があるかを解析する。