研究課題
基盤研究(C)
大腸がん初期のマウスモデルであるApc変異マウスでは腸管に腫瘍が形成される。これまでに、マウスやオルガノイド培養を用いた解析から、MyD88の機能を阻害するとApc変異を持つ腫瘍細胞の生育が抑制されることを明らかにした。本研究では、この生育抑制に関与する可能性がある因子について生育抑制への関与を検討し、関与する因子については大腸がんマウスモデルを用いて治療標的因子としての検証を行い、新たな大腸がん治療法と創薬開発の標的になり得るか明らかにしたい。