研究課題
基盤研究(C)
オートファジーは発がんに対して抑制的であるが、オートファジーがどのように発がんを抑制し、それが加齢により破綻するか、その制御機構は不明である。我々はこれまでに希少なオートファジー抑制因子Rubiconを同定し、加齢に伴ってRubiconが増加すること、これがオートファジー低下を引き起こして非アルコール性脂肪性肝疾患など加齢性疾患の発症を促進することを突き止めている。本研究では、加齢によるRubicon増加機構およびRubicon下流因子の探索から、Rubicon抑制によるオートファジー活性化を介したがん抑制機構を解明する。