研究課題/領域番号 |
24K10391
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
仲矢 丈雄 関西医科大学, 医学部, 准教授 (80512277)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | Apomorphine誘導体 / 血液脳関門 / 転移性脳腫瘍 / 副作用 |
研究開始時の研究の概要 |
腫瘍の脳転移克服は重要な未解決課題である。殆どの抗癌薬は血液脳関門(BBB)に阻まれ脳転移に有効な抗腫瘍薬は開発が進んでいない。この課題に対し正常細胞を傷害せず抗腫瘍能を発揮しBBBを通過すると期待される有望候補化合物Xを開発した。しかし、XのBBB透過能と癌脳転移抑制作用は解明されていない。本研究は、 1)XのBBB透過能を明らかにする、 2)Xによる脳転移抑制能を評価する、3)Xの結合蛋白を同定し、4)腫瘍抑制に関わる標的因子を同定する。これにより癌細胞選択的細胞死誘導の分子機構を解明する。本研究は、副作用少なく脳転移に有効な抗腫瘍薬の開発に結び付き癌患者の予後改善につながると期待される。
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