Hippoシグナルを介して臓器横断的治療の感受性に影響を与えるlncRNAの単離、解析

• 研究課題/領域番号: 24K10411
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
• 研究機関: 順天堂大学
• 研究代表者: 加藤 俊介 順天堂大学, 大学院医学研究科, 教授 (40312657)
• 研究分担者: 韓 敏 順天堂大学, 大学院医学研究科, 博士研究員 (10966310)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2025年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: Hippo シグナル / long non-coding RNA / 薬剤耐性

研究開始時の研究の概要

近年、発がんの原因となっている遺伝子変異（ドライバー変異）を標的とした分子標的治療薬が次々と開発され、様々な臓器がんに対し使用されているが、後天的な薬剤耐性は大きな課題である。また、同じドライバー変異を持つ他臓器がんに対する臓器横断的治療も開発が進められているが、その感受性は発生臓器により異なっており、先天的な薬剤耐性は開発の大きな支障となっている。本研究では、様々な薬剤耐性に関わっていると報告されているHippoシグナルに着目し、同シグナルに影響を与えるlncRNA分子を網羅的な手法で単離同定し、薬物耐性メカニズムを明らかにして個別化医療への発展を目指すものである。