シングルセル解析を用いた膵がん微小環境における化学療法応答機序の解明

• 研究課題/領域番号: 24K10424
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
• 研究機関: 愛媛大学
• 研究代表者: 小泉 光仁 愛媛大学, 医学系研究科, 助教 (40748307)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 膵がん

研究開始時の研究の概要

膵がんは豊富な腫瘍間質を有する特徴があり、がん細胞の周囲にがん微小環境を構築し病態に関与する。膵がんの進展機構と化学療法への応答メカニズムにはがん細胞とがん微小環境との相互作用の解析が必要である。本研究では膵がん化学療法前後の臨床検体から膵がん由来オルガノイド、patient-derived xenograft（PDX）を作成し、その薬剤感受性を評価する。さらにシングルセルRNA-seqや空間的遺伝子発現解析を用いて、がん微小環境における細胞間相互作用と化学療法応答機序を明らかにする。