高速周期的視覚刺激による自閉スペクトラム症幼児の顔認知処理メカニズムの解明

• 研究課題/領域番号: 24K10480
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分51020:認知脳科学関連
• 研究機関: 金沢大学
• 研究代表者: 長谷川 千秋 金沢大学, 子どものこころの発達研究センター, 特任助教 (40644034)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: 自閉スペクトラム症 / 顔認知 / 脳磁図

研究開始時の研究の概要

高速周期的視覚刺激(fast periodic visual stimulation: FPVS)は、周期的に変化する視覚刺激を呈示することで、同じ周波数に同期された脳反応を誘発する実験手法である。同期した脳反応を記録するデバイスとしては脳波（EEG）が多く用いられており、脳磁図（MEG）を使用した研究はまだ少ない。本研究では、FPVSのオッドボールパラダイムを用いて、ASD児および定型発達（TD）児にアイコンタクトの有無でコントラストをつけた顔画像を高速呈示し、脳反応をMEGで計測する。得られたデータからASD者とTD者における顔刺激処理感度や注視時間に違いがあるのかどうか解析する。