脊髄下行路抑制性ニューロンの同定と機能解明および発達性協調運動障害の病態解明

• 研究課題/領域番号: 24K10502
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分51030:病態神経科学関連
• 研究機関: 公益財団法人実中研
• 研究代表者: 村山 綾子 公益財団法人実中研, マーモセット医学生物学研究部, 研究員 (80378009)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2024年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
• キーワード: 抑制性ニューロン / 脊髄下行路 / 巧緻動作

研究開始時の研究の概要

巧緻動作における抑制性介在ニュ ーロンの寄与に関する知見は乏しい。本研究では遺伝子改変マウスと、順行性および逆行性 ウイルスを駆使して(I)脊髄下行路内の抑制性介在ニューロン経路を同定し、行動実験に化 学遺伝学または光遺伝学を組み合わせることで(II)巧緻動作時における脊髄下行路内の抑制性介 在ニューロンの機能を明らかにする。これに より「脊髄下行路において抑制性介在ニューロンがどの領域に存在し、どのように運動を制御して巧緻動作を可能にしているか」という疑問の一旦を明らかにする。