研究課題
基盤研究(C)
近年がん患者の就労問題が注目されている。産業保健では、出勤していても心身の不調のために労働効率や生産性が上がらないというプレゼンティーズムが問題視されており、抑うつ症状および関連する認知機能障害がその要因とされる。本研究ではがんサバイバーにおける、抑うつ症状とプレゼンティーズムとの関連や、これらに関与する情動的・非情動的認知機能特性についてアプリを用いて客観的に測定し明らかにすること、さらにがんサバイバーのプレゼンティーズムに関する精神神経学モデルを提案することを計画した。