高齢糖尿病腎症におけるポドサイト老化とその制御転写因子の役割

• 研究課題/領域番号: 24K10549
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分52010:内科学一般関連
• 研究機関: 千葉大学
• 研究代表者: 前澤 善朗 千葉大学, 大学院医学研究院, 講師 (80436443)
• 研究分担者: 井出 真太郎 千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (10963069)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2024年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
• キーワード: 糖尿病関連腎臓病

研究開始時の研究の概要

糖尿病腎症は本邦における透析導入原因の第一位であり、中でも高齢者の腎不全の増加が 大きな問題となっている。申請者らは高齢マウス腎組織においてポドサイトが減少すること、その糸球体の Single cell解析によりポドサイトにおいてTcf21やWt1などの分化制御転写因子の発現が低 下することを見出した。そこで本研究では、高齢糖尿病のポ ドサイト老化における、Tcf21の役割を明らかにする。加えて、老化ポドサイトとその他の隣接する細胞の細胞間相互作用を明らかにし、ポドサイト老化が糸球体傷害を進展させる機構を解明す る。