| 研究課題/領域番号 |
24K10569
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分52010:内科学一般関連
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| 研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
岸田 大 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 講師 (50467180)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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| キーワード | 家族性地中海熱 / コルヒチン / 遺伝子多型 / 個別化医療 |
| 研究開始時の研究の概要 |
家族性地中海熱(FMF)ではコルヒチン内服が治療の第一選択だが、その反応性を規定する要因は不明である。本研究ではFMF患者におけるコルヒチン反応性と以下の各因子;①発作頻度などの臨床情報、②MEFV遺伝子変異、③関連する分子遺伝学的因子、④発作期の炎症性サイトカイン、との関連を多面的に解析し、コルヒチン反応性予測モデルを作成、患者を層別化し個別化医療につなげ、将来のFMF治療指針に寄与することを目的とした。本研究によって個々の患者に応じた治療計画が可能となり、発作期間の短縮、QOLや予後の改善、治療副作用の軽減に役立つと考える。
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| 研究実績の概要 |
研究課題であるコルヒチン反応性予測モデルの構築に向け、対象患者のエントリーを行った。現在当科に通院中の患者に加え、臨床的に家族性地中海熱(FMF)が疑われ、診療ならびにMEFV遺伝子変異の解析を依頼された患者を登録し、現在までに目標の半分を越える180名分のデータ収集を行った。発症年齢、発作頻度、発作時の症状などの臨床所見に加えて、コルヒチンに対する治療反応性データを集積中である。次年度には目標症例数が確保できる見込みである。 並行してMEFV遺伝子の解析を行った。今年度は65名の患者で解析を行い、病的意義の高いExon10変異(M694I)は8名の患者で同定した。その他、Exon1多型(E84K):2名、Exon2多型(L110P):8名、Exon2多型(E148Q):9名、Exon2多型(R202Q):2名、Exon2多型(G304R):2名、Exon3多型(P369S/R408Q):6名、Exon5多型(S503C):5名で同定した。 分子遺伝学的因子の探索として、コルヒチンの作用する微小管結合部に影響し、コルヒチン抵抗性との関連が議論されているTUBB1遺伝子多型、P糖蛋白をコードしコルヒチンの細胞外排出に影響することで、多型が治療反応性に影響する可能性が指摘されているMDR1遺伝子多型の解析も開始している。こちらに関しては10名の患者で解析を行い、それぞれ1名で遺伝子多型を同定した。次年度は更に解析を進め、SAA1遺伝子多型、IL-1β遺伝子多型に関しても解析していく予定である。合わせてIL-1β, IL-18, IL-6, TNF-αといった炎症性サイトカインの測定に進む予定としている。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
3: やや遅れている
理由
患者の登録とMEFV遺伝子解析に想定より長く時間を要したため、コルヒチンの代謝に影響を与える分子遺伝学的因子の探索開始がやや遅れたことによる。
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| 今後の研究の推進方策 |
患者の登録は順調に進んだため、今後は予定していた分子遺伝学的因子の探索が予定通り進められるものと考えている。合わせてコルヒチン投与開始後の患者の経過をフォローし、治療反応性を確認していく予定である。
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