研究課題
基盤研究(C)
好中球myeloperoxidase(MPO)を抗原とするMPO-ANCAはMPA患者の約7割で陽性となる(Am J Kidney Dis 2013; 62:1176)が、他のANCA関連血管炎の約4割でも陽性となり(Nat Rev Rheumatol 2017; 13:683)、MPAは他の血管炎との鑑別が難しい。研究代表者はMPA患者血清を中心に血清ペプチドの網羅的解析を行い、活動期のMPAのみで高値を示すAC13が検出された(Arthritis Rheum 2011; 63:3613)。本研究では血清AC13濃度の測定系を確立し、AC13のバイオマーカーとしての有用性を検討する。