配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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研究開始時の研究の概要 |
てんかんは神経細胞の興奮と抑制のバランス(E-Iバランス)が崩れることで起こる慢性疾患であり、特に「二次性全般化」は突然死のリスクを高める。申請者は、AMPA受容体の発現量が増加するほど脳波のシータ波で捉えられる抑制性神経活動が低下する脳領域が存在することを示し、E-Iバランスの破綻が二次性全般化の成立に関わることをヒト生体脳研究で示唆した(Eiro et al., Cell Reports Medicine, 2023)。この研究を基に、二次性全般化モデル動物でのE-Iバランスの破綻とその伝播パターンを電気生理学的に解析し、抑制性神経活動の破綻の様式を明らかにすることを目指す。
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