18F-FBPA PET検査による悪性神経膠腫再発と放射線壊死の鑑別

研究課題

研究課題/領域番号	24K10755
研究種目	基盤研究(C)
配分区分	基金
応募区分	一般
審査区分	小区分52040:放射線科学関連
研究機関	筑波大学
研究代表者	原唯史筑波大学, 医学医療系, 准教授 (50626281)
研究期間 (年度)	2024-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス	交付 (2024年度)
配分額 *注記	4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円) 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円) 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円) 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード	18F-FBPA
研究開始時の研究の概要	悪性神経膠腫治療後にはしばしば放射線壊死が起こるが、治療後再発と放射線壊死を区別するのは容易ではない。18F-FDG PET検査は脳実質の糖代謝による生理的集積のため、FDG集積による脳悪性腫瘍の診断が困難である。アミノ酸を用いた11C-methionine PETがこれらの鑑別に有用との報告があるが、11Cは半減期が20分と短いためサイクロトロンを持つ一部施設のみでしか行えず、一般的に行うのは難しい。半減期の長い18Fを用いたアミノ酸製剤である18F-FBPAを用い、治療後再発と放射線壊死の鑑別に対する有用性を検討する。再発と壊死の鑑別が可能となれば、より適切な治療法選択に繋がることが期待される。