配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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研究開始時の研究の概要 |
穿孔により致死的な結果を招く局所進行食道癌に対してすみやかに通過障害を改善する治 療の一つとして,カバードステントにより食道外への食物の流出を遮断する治療法が行われてきた.現状のデバイスは,カバーの壁密着性の低さから食道への留置自体が困難で,腫瘍とデバイスの隙間からの食物漏れによる感染や胃へのステント逸脱などの問題がある.本研究では,厚みをナノ寸法(100 nm程度)に制御した高分子ナノ材料により壁密着性を改善し,高分子ナノ加工技術によるカバーの伸縮拡張性・形状記憶性および薬剤徐放システムの融合により機能的な改善をすることで ,局所進行食道癌治癒が可能となる新規カバー材料開発を行う.
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