研究課題/領域番号 |
24K10772
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 |
研究代表者 |
中山 文明 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学研究所 放射線規制科学研究部, 専門業務員 (50277323)
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研究分担者 |
三浦 太一 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学研究所 放射線規制科学研究部, 主任研究員 (30803209)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 硫酸化ヒアルロン酸 |
研究開始時の研究の概要 |
放射線治療による皮膚有害反応に対して、ヘパリン類似物質(硫酸化糖鎖)などによるケアが行われているが十分ではない。ヘパリン類似物質に代わる次世代の糖鎖皮膚治療薬を開発する。我々は、放射線障害予防・治療に有用な自然界には存在しない糖鎖(硫酸化ヒアルロン酸)を創製した。これはヘパリンと似た構造で増殖因子を活性化するが、血液抗凝固作用を伴わず、動物実験にて放射線小腸障害の予防・治療に効果を認めた。そこで、硫酸化ヒアルロン酸による放射線皮膚障害に対する保湿・バリア機能改善・創傷治癒等の治療効果を検討する。さらに、硫酸化ヒアルロン酸の作用機序を明らかにし、治療に最適な糖鎖構造及び投与形態を探索する。
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