| 研究課題/領域番号 |
24K10784
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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| 研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
則兼 敬志 香川大学, 医学部, 助教 (90623223)
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| 研究分担者 |
野間 貴久 香川大学, 医学部, 准教授 (20363202)
山本 由佳 香川大学, 医学部, 准教授 (30335872)
西山 佳宏 香川大学, 医学部, 教授 (50263900)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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| キーワード | 心臓アミロイドーシス / PiB PET/CT |
| 研究開始時の研究の概要 |
トランスサイレチン型心臓アミロイドーシス(ATTR-CA)は、心臓アミロイドーシスの病型の1つで進行性で致死的な疾患である。特異的なATTR-CAの治療薬が2019年3月に保険適応となったが、生検による組織診断が必要であり、明確な治療効果判定基準の欠如が問題視されている。 本研究では、アミロイドイメージング剤の1つである、Pittsburgh compound Bを用いたPET/CTで、ATTR-CAの診断及び治療効果判定、治療効果予測が可能かを明らかにする。低侵襲で診断能の高い画像診断と適切な治療を提供することは、患者さんに有益となる。
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| 研究実績の概要 |
トランスサイレチン型心アミロイドーシス(ATTR-CA)は、異常なトランスサイレチンタンパク質が心臓に沈着して、拡張障害などを引き起こす病気である。タファミジスはこのタンパク質を安定化させてアミロイドの沈着を遅らせる薬であり、早期に使うことで予後の改善が期待されている。ただし、どんな患者に特に効果が出るのかはまだはっきりしていない。C-11 Pittsburgh compound B(PiB)は心臓に沈着したアミロイドに特異的に結合し、心アミロイド負荷を定量的に評価できる。今回は、PiB PET/CTを使って、治療効果と心アミロイド負荷の関連を調べ、治療効果を予測できるかを検討した。 対象は、タファミジス治療前後にPiB PET/CTを行ったATTR-CA患者27人。PiB投与後30分間の動態撮像を行い、RI(保持指数)画像とSUV画像を作成した。RIは、15-25分の平均放射能濃度を20分の動脈タイムアクティビティカーブ積分値で割って計算。SUVは投与後0-10分(SUV010)、10-20分(SUV1020)、20-30分(SUV2030)で作成し、心筋と血液プールの比(MBR)で半定量評価した。さらに、それぞれの変化率も求めた。あわせて、NT-proBNPとLVEFの治療前後の変化も調べた。 治療前はすべての画像で心筋へのPiB集積の平均は高かった。NT-proBNPとLVEFの治療前後の平均変化率には有意差はなかった。治療後にBNPが30%以上増加するかEFが5%以上低下した患者を悪化群(9人)、それ以外を安定群(18人)に分けた。安定群ではすべての画像で平均PiB集積が減少し、悪化群では増加した。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
2: おおむね順調に進展している
理由
計画通りの症例数を重ねて検討できているため。
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| 今後の研究の推進方策 |
さらに、経過観察するとともに症例を蓄積し、検討を行う。 また、治療予測となりうるバイオマーカーの探索も行う。
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