拡散テンソル画像を用いた膠芽腫における細胞間質液灌流と浸潤の関係の解明

• 研究課題/領域番号: 24K10791
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分52040:放射線科学関連
• 研究機関: 岩手医科大学
• 研究代表者: 別府 高明 岩手医科大学, 医学部, 教授 (70275543)
• 研究分担者: 藤原 俊朗 岩手医科大学, 薬学部, 講師 (60405842)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: glioblastoma / cell invasion / interstitial fluid flow / diffusion tensor imaging

研究開始時の研究の概要

本研究では、脳梁部への浸潤に間質液灌流が関与していることを明らかにするために、膠芽腫症例において拡散テンソル画像を用いて脳梁内の神経線維走行に沿った間質液灌流から生じる拡散能を経時的に定量し、脳梁浸潤症例と非浸潤症例の2群間で間質液灌流の拡散能定量値に何らかの差異があることを確認する。また、拡散テンソル画像による間質液灌流の定量値が脳梁浸潤の予測因子と成り得るか、間質液灌流の定量値と浸潤関連酵素であるcadherinやmatrix metalloproteinase (MMP)の腫瘍内発現を比較する。