研究課題
基盤研究(C)
申請研究では肺癌を対象にUICC悪性腫瘍病期分類第8版の臨床上の問題点を解決するために、第8版に従ったT病期自動分類システムを開発する。システムは肺腫瘍の病変全体と充実成分領域の領域自動抽出法及び最大径自動計測法、肺腫瘍陰影タイプ分類法、他臓器浸潤などの様々なT病期要因自動判定法から構成される。申請研究の成果は、病変全体と充実成分の3次元的最大径の自動計測、肺腫瘍陰影タイプの自動分類、他臓器浸潤などの様々なT病期要因自動判定を可能にし、T病期分類を支援する。画像から定量的に求めたデータから自動的に求めたT病期を用いることで、より正確に予後を予測し、より適切な治療方針を迅速に選択できる。