研究課題
基盤研究(C)
脾臓は門脈圧上昇を良好に反映し、その中でも超音波による脾臓硬度は有用な代替マーカーとして期待されたが、硬度測定のためのROIを確保することが難しいことなどの問題があった。申請者は脾臓硬度に比べROIの確保が容易な超音波血流表示技術を用いて脾臓微細血管を描出し、その形態異常をAIにより判定し門脈圧亢進症を診断する方法を考案した。本法のように低コストで汎用性の高い検査法を使い、判定にAIを活用することにより客観性を高めることで、誰もが簡便に門脈圧を評価できる診断法の確立が期待できる