研究課題
基盤研究(C)
放射線治療の線量分布検証はこれまで2次元線量分布または線量計算アルゴリズムの仮定を必要とする3次元 (3D) 線量分布検証に留まっている。本研究では 3D 線量分布を直接測定でき再利用可能な 3D 色素ゲル線量計の読み出し (3Dデータ化) で有望視されている optical CT (OCT) の中で、屈折を避けるための従来の水槽型ではなく、水槽を用いない in-air readout OCT (IAR-OCT) の開発を行う。IAR- OCT では光の屈折が起こるため、3D 光路シミュレーションに基づく IAR-OCT 装置の制作、屈折率測定法の開発、線量計3D形状計測法の開発を行う。