虚血性脳血管障害におけるDANTEパルスを用いた脳血液量評価の研究

• 研究課題/領域番号: 24K10907
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分52040:放射線科学関連
• 研究機関: 福井大学
• 研究代表者: 磯崎 誠 福井大学, 学術研究院医学系部門(附属病院部), 講師 (60464054)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: DANTE pulse / cerebral blood volume / MR imaging / PET

研究開始時の研究の概要

本研究は虚血性脳血管障害患者においてDANTEパルスという新しいMRI撮像法を用いて脳血流評価を行い、従来の方法(SPECTやPET)による脳血流評価と比較することでその正確性や有用性を検証することである。DANTEパルスは通常のMRI検査にシーケンスを組み込む形で行うため患者さんへの負担が小さいまたは被曝しないといったメリットがある。汎用性も高く、また採血も不要なため低侵襲な検査である。この新しいMRI撮像法の正確性や有用性が証明されれば、今後の脳血流評価における新機軸となり得る可能性がある。診療上の貢献は大きいと考えられ、必要かつ臨床上意義ある研究である。